西オーストラリア交響楽団(WASO)のチェロ奏者を中心としたカルテットのイ・チェリスティ(I CELLISTI)が来年1月、日本縦断コンサートを実施する。
チェロ四重奏という特殊な編成のイ・チェリスティは、今年で結成14年を迎える。これまでに8人の入れ替があったが、今回は創設メンバーの小松茂(こまつ・しげる)氏とフォーティス・スコーダス氏に、2年目から参加のジョン・トゥービー氏、そして昨年から加わった若手のジョシュア・グラフトン氏での訪日となる。
1月4日の久留米(福岡県)紅い櫨の庵公演を皮切りに鹿児島、大津(滋賀県)の後は、北海道へ渡り、帯広、千歳、池田町での公演が予定されている。
イ・チェリスティはこれまで、2005年に愛知万博と3都市での公演、06年には縦断コンサートを行っており、今回が3度目の訪日となる。オーストラリア国内では自主公演、音楽祭への参加、ABCラジオ/テレビへの出演をはじめ、CDの制作などの活動を行ってきている